先日、宮里藍選手が惜しまれながらも引退の宣言をしました。
そこで「宮里藍が愛された理由 この親にして、この子あり」という記事が目にとまり、
その記事の中でお父さんの「ゴルフは、人格を高める道具に過ぎませんから」
という言葉で納得しました。
これだけで勝負に勝てるというわけではない。
でも、こうでありたいという最終的な理想の形だと思う。
暇つぶしから始まったスポーツも、今となってはプロ選手がいて賞金や年収もフォーカスされる時代。
そこに近づくためには唯一、勝つしかない。
でも、試合に勝つことは目標だけど、勝つことだけが目的じゃない。
すべては現役が終わってから役に立つ事、選手生活が終わってからの人生の方が全然長い。
プレーヤーとしての立ち振る舞い、プレッシャーで押しつぶされそうなことも、怪我で何をやっても上手くいかないことも、苦しいときにどう乗り越えて来たかが大切なんだと思う。
もちろん、理想だけじゃなくて結果を残し、理想は正しかったと胸を張りたい。
テニスが好きなみんなが豊かな人生を送れるように。
https://www.nikkansports.com/sports/column/we-love-sports/news/1832045.html