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4月 18 2017

結局メンタルって。

一昔前までは、努力と根性で乗り切るっていうのが常だったけど、今となってはメンタルトレーニングとして指導することが多く、その言葉を知らない人の方が少ないですよね。

試合になれば多くの人は、緊張や不安からいつものパフォーマンスを発揮できずに終わるなんてことはよくあります。

僕も、メンタル面から来る不調で悩むこともあり、メンタルトレーニングの第一人者と呼ばれる有名な方の講義を受けたり、メンタルに関する書籍をいろいろと手に取り、自分で試したりしていました。

そんな中、自分には合わず全然うまくいかなかった方法が、自分は強いと思い込むこと。

「自信を持ってやれば大丈夫」なんて調子に乗ったのはいいけど、状況が苦しくなってくるとそのイメージが崩壊しボロボロ。調子が良かったのは試合前まででした。

 

で、僕が実践して一番効果的だったのは、相手をリスペクトし、勝負をさせてもらっているという考え。

自分がリスペクトする相手と勝負するのであれば万全でなければ戦えない。

真剣勝負で言うなら、この相手と勝負できるなら切られても良いという覚悟。

切られたくないという思いしかないのなら怖くて仕方ないと思います。

 

まあ、そこまで大げさでなくても、どんな相手にも試合をしてもらえることに敬意を払い、負けることを覚悟しながらも、どうすれば勝つことができるかを考え行動することです。

後々気づくのですが、それって試合の時だけそう考えるのは無理で、その意思は日常生活から意識をしないと難しいってことです。

 

相手を敬い、そして自分もそれに見合った行動をする。

結局、勝負の場で現れる行動は、試合がどうのこうのではなく、その人の普段の生き様だったりするような気がします。