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2月 27 2015

[コラム]あなたのスライディングは正しい!?

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皆さん、コート上でスライディングって出来ますか?
クレーや砂入り人工芝コートではもちろん、ボールと動きのスピードが上がり、ハードコートにおいても、スライディングをしている場面を目にすることがあると思います。なぜ、スライディングをするのでしょう?スライディングをする時と、しないときでは何が違うのでしょうか?

スライディングをしない場合
ボールに向かって走り、追いつき近づいた段階で歩幅を小さくしながら緩やかに減速し、止まる。この動きであれば、スライディングは起こりません。

スライディングをする場合
ボールに向かって走り、近づいても減速せず、打球直前にバランスを保ったまま一気に止まる。すると、スライディングが起こります。もちろん、その時、重心が体の外に出てしまう体勢になると転んでしまいますね。

以上の事から、スライディングとは、バランスを保ちながら急激な減速をするためにおこなうものだと考えられます。

ところでこのスライディング、届かないボールに対して使っていませんか?

スライディングは減速する方法なので、最終的にボールに追いついていることが前提です。
ジュニアトーナメントなどで見かけるスライディングの半分以上はボールに追いついていない、もしくは追いつかないボールに対してスライディングをし、ミスとなっている場面が多いような気がします。

追いつく、または追いつきそうなボールに対しては、スライディングで減速しつつポジショニングをし、素早いリカバーに繋げる。ギリギリタッチできるぐらいのボールに対しては打球前に減速をしないランニングショット。この二つを使い分けることが必要です。

テニスの試合を見ていてやはり、一番盛り上がるのは追い込まれてからのランニングショットやスライディングからの切り替えしですよね。
華のあるショットを偶然ではなく、必然になるような練習をしてみてはいかがでしょうか?

そんな、実戦につながるトレーニングが3月よりスタートします。

詳しくは、Vfootworkトレーニング塾のページをご覧ください。

http://junior.vfootwork.com/junior/training/